ペレットストーブとは?
ペレットストーブとは燃料に木質ペレットを使用する暖房器具です。
本体にペレットを貯蔵するためのタンクが内臓されており、電源を使用して少しずつペレットを 燃焼室へ送り出します。木質の燃料を使用するため煙突の立ち上げが必要となりますが排気はファンで強制的に屋外に排出するため、煙突の立上げが薪ストーブと比べ設計が容易で、施工費も低い傾向にあります。
操作は本体のスイッチでおこないます。電源のON/OFF、着火、ペレットの送出し量(火力)の調節、温風の強さなどの操作がおこなえます。
本体には基盤が内蔵され様々なセンサーが働いており、地震や負圧(給排気不足)、異常な 高温など本体に異常が感知されるとエラーとなり運転を停止するなど、事故を未然に防ぐ措置をとっています。
暖房方法としては基本的に、本体前面の扉に鋳物など蓄熱性の高い材質のものを用い、本体内 部、燃焼炉からの熱を利用して輻射熱で室内を暖め、さらに本体内部に、熱交換器を備えてファンを使用して室内へ温風を送り出すという、薪ストーブとファンヒーターの中間的な位置付けの暖房器具となります。
木質ペレット燃料とは?
木質ペレットは乾燥した木材を細粉し、水分を含んだおが屑に熱と圧力をかけて直径6~10mm、長さ10~25mmの円筒状に圧縮成形された木質燃料で、主にストーブやボイラーの燃料として利用されています。
同様の形状にしたもの(廃棄物系プラスティックなど)もペレットと呼びますが100%木材由来のものについては「木質ペレット」と定義しています。
木質ペレットの原料
木質ペレットの原料は、間伐材や製材工場から発生する樹皮、のこ屑、端材など再生可能な資源である木材です。
原材料として多く使われているものは杉、松、ヒノキなどです。
また木質ペレットの製造にはバインダー(接着剤)を使用しておりません。木材中に含まれる糖類やリグニンがバインダーの役目を果たすためです。
クリーンエネルギー
間伐材を利用することにより森の再生を手助けすることができます。
また木質ペレットを燃やす時に出る二酸化炭素は樹木が成長する過程で吸収した二酸化炭素だけなので化石燃料のように大気中の二酸化炭素を増加させることがありません。
この考え方を「カーボンニュートラル」と言います。
Q & A
ペレットストーブに関してよくある質問をまとめました
Q.どんなペレットでも使えますか?
A.木質ペレットしか対応しておりません。
木質ペレットの中でも「ホワイトペレット」と言われるものがペレットストーブには適しており、ISOまたはEN規格をクリアしたものを推奨しています。一部地域によっては全木ペレットも販売されていますが推奨しておりません。バークペレットは使用不可となっております。
なお、ペレット燃料は製品によって品質に差があり、使用中の違和感や不具合につながることがあります。そのような際はお気軽にお問合せ又はご相談ください。
Q.地震のときはどうなりますか?
A.感震装置が働き、ペレットの供給を停止します。(震度5程度の揺れで反応します)
感震装置が作動しても安全な消火の為に排気ファンは作動しておりますので、完全に火種が消えるまでは扉を開けたりコンセントを抜いたりしないでください。
Q.停電のときはどうなりますか?(ルチア以外)
A.停電時は自動で電源がオフになり、全停止します。
それにより燃料の供給は停止しますが、燃焼ポット内に火種は残っていますので、完全に消えるまでは、扉は絶対に開かないでください。
長時間の停電により、本体から煙が漏れ出した場合はお部屋の窓を開けて換気してください。
電源が復帰したら、安全確認と燃焼ポットに詰まりが無いかを確認した後、改めて運転開始をしてください。
Q.ペレットストーブに煙突は必要ですか?またどのような煙突ですか?
A.ペレットストーブにも煙突は必要であり、一般的には1~1.5m程度の煙突を使用します。
使用する煙突(排気筒)は二重構造で出来ており、内側の菅の中を熱い排気が、それを覆う外側の菅の中を吸気用の外気が行き来する為、触れられる程度の熱さにしかなりません。(シングル管使用時は高温になります)
Q.燃料費はどのくらいですか?
A.ペレットの消費量は中火力で1時間約1kgが目安です。
弊社取扱いの国産ペレット1袋(10kg)が600円ですので、こちらを目安に考えると1時間の燃費は約60円となります。
ただし、ご使用になるペレット又はペレットストーブ本体の燃焼効率及び火力によって火力が若干異なりますので、それに伴い使用量も変動します。また、設置場所や気候、建築条件によっても変動します。
Q.ペレットの保管方法はどうしたら良いですか?
A.湿度の高い所や雨にさらされる所、直射日光のあたるところでの保管は避けてください。
倉庫や物置などが最適ですが、下に台などを置いて直接ペレットの袋が土や床などに接しないようにしてください。 ペレットが湿気を含み、使用できなくなる恐れがあります。
Q.メンテナンスはどうなりますか?
A.日々のメンテナンスについては、着火前又は使用後に燃焼ポットに残った灰やクリンカー(ペレット燃料燃焼時に発生する固着物)の掃除が必要です。 また扉やガラスに付着するススや灰の掃除も行ってください。薪・ペレットストーブ専用の掃除機がありますので、こちらのご使用をオススメしています。
シーズンオフ時には、煙突(排気筒)内の清掃やストーブ全体の清掃・チェックが必要となります。販売店によるメンテナンスをお勧めします。
Q.床や壁面の補強・耐火処理は必要ですか?
A.適切な離隔距離が確保されていれば、基本的に補強は必要ありません。
ペレットストーブは側面・背面・底面が高温にならないため、床や壁面を耐火構造にする必要はありません。
Q.シーズンオフの際ストーブを取り外し、移動できますか?
A.ストーブ自体が重く、煙突(排気筒)と繋がっているため、基本的に取り外しや移動はできません。
ペレットストーブセーフティシステムについて
ペレットストーブを停電時でも安全に停止させる装置
「ペレットストーブ
セーフティーシステム」です。
ペレットストーブは、ほとんどの製品が電力を必要とするため、停電時には使用ができません。また、使用中突然停電になると、火種が残ったまま全停止して、排気ファンが稼働しない為、炉内に煙が充満してしまうなど安全とは言い難い状態になってしまいます。
そこでG-PLACEでは、ペレットストーブのための停電時安全消火装置を開発いたしました。(特許取得済み)この装置をペレットストーブと接続、またバッテリーの容量により、停電時での使用も可能になり、ヒートショック予防も可能になっております。
停電時安全消火装置(PS-SS1000)を設置すれば、万が一長時間の停電になった際のペレットストーブの安全停止ができるため、ペレットストーブをご購入のお客様に導入をお勧めしています。
本体にはUSBポートもついているので、災害時などでのスマートフォンの充電も可能です。
取り付けも簡単、インテリアの邪魔にならないシンプルなデザインです。
いつ起こるかわからない震災に備えて、ペレットストーブをご使用中の方に設置をおすすめしています。
詳しくは、お電話0575-83-1072もしくは、お問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
ペレットストーブ設置までの流れ
1.お問い合わせもしくは来店見学
まずはお問い合せから、来店可能なお客様は是非G-SQUAREに足を運んでください。
どんな御質問でもお答えします。
ペレットストーブや薪ストーブは体感していただかないと分からない所がいっぱいです。
2.現地確認
新築やリフォームで導入をお考えの方は設計図面を見ながらお打ち合せをさせていただきます。
既存の住宅で導入をお考えの方は現地下見をさせていただき、最適な工事を御提案させていただきます。
御提案内容に沿った御見積を提出させていただきます。
必要であればいくつかのプランも御用意してお客様と一緒にプランを組み立てて導入するストーブを決定します。
3.排気筒施工
現地によって施工業者様とも御相談させていただきながら設置工事を進めていきます。
まずは排気筒施工になりますが本体設置だけであれば半日〜1日で完了します。
設置完了後、火入れとなりますが使用方法の御説明や御質問を伺いながら、燃焼を行います。
オフシーズンの設置の場合はシーズンが始まる時に改めて御説明に伺います。
4.本体設置・動作確認・操作説明
G-PLACEは初回オフシーズンメンテを無料とさせていただいております。
もちろん使用していただいている途中でのメンテナンス、修理も誠意をもって対応させていただきます。
末永くお客様に愛用していただけるよう、全力でサポート致します。
ペレットストーブを動画でご紹介
PELLET STOVE PRODUCT LIST
ペレットストーブ 取り扱い商品一覧TOYOfireトヨファイアー
株式会社トヨトミが展開するペレットストーブブランド。
日本の家屋に適したサイズ感やお部屋を選ばないシンプルな外見はグッドデザイン賞を受賞。
日本製のこだわった安心・安全のTOYOTOMIオリジナル製品です。
MUUMUU PE-8
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